※2025/04/04
一番下に最新のべんてんスケジュール置きました。
良かったらみてねー!
ぶぅぅぁあぢぃぃぃいいあうあうアウアァァア
あぢーよ!あぢー!
出ちゃうよ!出ちゃう!
ただそこに居るだけで汗が噴き出るよ!
血が沸騰してくるよ!
こうも連日激しい暑さだと、気が付いていないだけでこっそり気絶している気がするね!
ほのかに景色がゆらゆら揺れてるような気が。
揺れてる理由が蜃気楼なのか、それとも身体が危険シグナルを点滅させているのかわからんけれども、
こうなったら美味い麺を食べに行くしかないじゃないっ!
信じられない猛暑の中
行くしかないじゃないっ!
並ぶことを承知の上でべんてんに行くぅ!
炎天下に並ぶことを承知でべんてんに行くぅ!
行くってことを決めたんだ!
始めます。
第1回
「食に情熱を注いでこなかったけどこれからはそんなことないよ!」
略すなら、
「これからはそんなことないよ!」
初回のお店は
べんてん

関東の麺好きならその存在を知らぬ者がまずいない名店
それが、その昔激戦区の高田馬場でも孤高の名店といわれた【べんてん】である。
麺フリークの知人からの情報によると、高田馬場時代、それはそれは大人気で、
今では有名店を構える店主の方々も勉強のために訪れていたそう。
大将の体調面などから閉店が決まった際、
最終日には前日から並び始めて100名超えの行列ができたらしい。
控えめに言って伝説です。
そんな伝説が成増に2016年に復活(住所は練馬区なんだけど最寄駅は成増)。
そんな名店【べんてん】
何を隠そう筆者の主な生活圏内にあるのです❤️
イエス!!
なんて気張って紹介してみたけど、麺道に疎い筆者が紹介するに躊躇してしまうね…。
ね!
そんな感じでグイっとあなたのハートを引き寄せたところで、時計に目をやると13時30分。
営業時間は11時00分~14時30分までなので急いで行ってみよう!
それにしてもあちー。
だいたいいつも行列が出来ているので、太陽との闘いを覚悟しつつ14時頃到着。
なんと

な なんと

なーんとなんとなんと今日は1人も並んでいない!

ほらミラクル!

そして右を見やると看板がどーん!

ツイているぜと喜んでみたものの、伝説を聞いた後で、即入店できてしまうシチュエーションなんて
心が整っていないじゃない。足がすくんでしまうじゃない。
入口に立つ筆者は、
チキンなハートがこんにちは
しちゃっているぜ。
むーん。まともに注文できるかもわからない野郎が軽々しく入って良いのかしら。
押し寄せるぜプレッシャー!
駆け巡るぜチキンハート!
いざ。
「いらっしゃいませー!」
大将と二人のスタッフさん(情報ではご家族とのこと)による、チキンハートを優しく包むような
「いらっしゃいませ」。
ホッ。セーフ。
気負いすぎた感じになっちゃってなんか恥ずかしい。
注文は券売機でお願いしますと促され、券売機でメニューを選択。

昂ぶる気持ちを抑えて今回はつけ麺並盛り、トッピングはチャーシューで注文。
トッピングの機会があればついついチャーシューを追加してしまう。いつまでもお肉が好きなんだ。
麺の量は
・並盛り250g
・中盛り350g
・大盛り700g
の3種類。
ちなみに並盛りと中盛りは値段は変わらず、大盛りは+300円になります。
店内の座席はカウンターのみ、11席。
内装は決して飾られてはいないが逞しい造り。
カウンターはこんな感じ

緊張しつつ待つことおよそ5分。
まずは大将からつけ汁をいただく。

つけ汁にたっぷり盛られたチャーシューーーー!

チャーシューとアイコンタクトで軽くあいさつしていたら、
すぐさま麵さん登場!

こうして並ぶとまるで夫婦のようです。
皆さん言われてますけど、食べる前からもう美味しいですね。
それではいただきます。
まずは麺から

ツヤツヤ!美肌!
情報によると自家製の中太多加水麺とのことですが、名前の通り瑞々しい。

ウホッ!麺がほど好く重い!パワーを感じる!

もちろん中太麺を食すのは初めて。
軽くつけ汁につけて口に入れた途端!
ツルツルツルツル飛び込んできましたよぅ!
歯ごたえもしっかりしており、これまでに無い感触ぅ。
これがべんてんの中太麺か。
顎の筋肉を使っていることを実感。
おなかに送りこんだ後も、どっしりと存在していることを主張する、
食べていることを実感するパワフルな麺!
そしてチャーシューのつけ汁!
見た目の圧ぅ!

肩ロースチャーシューのファウルすれすれのショルダーチャージに気圧されそう。
というかぱっと見、肉吸いならぬチャーシュー吸いに見えてきた!

もしこれがメニューにあればチャーシュー好きはきっと注文すると思う、
少なくともアタシは注文します!喜んで!
そんな軽妙な余談を挟みつつ、
麺を

食す

食す

食す。

メンマが美味い。
麺好きの方には怒られるかもしれないが、正直メンマが苦手です。
しかし、このメンマしっかり味が染みていて美味い!
このメンマ美味い!
つけ汁もいただく

つけ汁は、まずその香りが強烈に食欲を刺激する。
ひと口すすると、酸味があって甘味があって塩味があって世界が広がる!
醤油ベースとのことだが、節の味もすれば魚貝の味もする。
うまいー!
まったく詳しくないのでお恥ずかしい限りなのだが、
何なんだこれは?一体どうなっているのだ?
さらにつけ汁と麺との相性が抜群!やはり夫婦だったのか。

しまった。何も考えず食べてたらバランス間違えた。

ああ、なくなってしまう

無くなってしまった

そしてそして、ここで人生で初めて言うセリフ!!
「スープ割お願いします」
冷静を装い噛まずに言えたけど、ガチガチに緊張したんだよい。
そんなこっそり汗ばむアタシに優しくスウィートにスープを注いでくれるお兄さん。
では、いただきます。
これが世にいうスープ割なんですね。

うっふーん、
甘酸っぱいつけ汁がスープと合体して絶好調。
もはや何の説明にもなっていなくてすみません。
冷静ではいられないのでこの衝動で感じ取ってください。
これがつけ麺の醍醐味なのね!たまらん。

いやー、美味しかった!!
満腹です!
注文前は麺の量を中盛りにしようか迷いましたが、並盛りでも並じゃないボリューム、
圧で、最後の最後までパワフルでした!
こんな感じになってしまったので、感謝の「ごちそうさまでした」のボリュームが
大きくなってしまいましたが、大将がとても柔らかい笑顔を返してくれました。
ごちそうさまでした。
今回、凶悪な暑さの中ほんの少しの運が相まって行列を回避出来たけど、
常時10人〜20人程度は並んでいる人気店なので、初めての方は待機中に
倒れないよう暑さ対策をしっかりね!
※もしかしたら14時頃が狙い目なのかも。
ただし麺とスープが無くなり次第終了なので、キミのラッキーも必要だぜ!
補足まで、筆者が入店した時にはお一人様の女性客も複数いらっしゃいましたよ。
現場からは以上です。
タイトルにある通り、基本的に食にこだわりは無く生きてきた。
なんとなくで始めてみたけれど、
初回から根こそぎ持っていかれるような体験が出来ました。
この良い出逢いをきっかけに、第2回、第3回と続けていきたいと思います。
軽々しくはしゃいでしまいましたが、最高の体験が出来たことに感謝。
お店情報
営業時間:11:00 – 14:30
定休日 :日曜日
補足情報:麺、スープ無くなり次第終了


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