前回の隠れた名店きころくさんの直ぐ近く、
歩いて2,3分の場所に、これまた中華そばの名店と名高いお店
【中華めん処 道頓堀】がある。

先日までの食に興味がほぼ無かったアタシでも知っていた、この周辺で生活していれば、ほぼ誰しもに
認知されていると言っても言い過ぎではないお店。
そんな道頓堀さん、
いつも前を通りかかると、4,5人は並んでいるイメージがあるのだが、今日に限っては1人も並んでいる様子が無い。

休みか?
でも店頭には商い中の看板が。

!!!
もしかしてこれはチャンス?
チャンシュ!?
チャーシュー!!?
うるさい突入じゃい!!
突然訪れたチャンスに挙動不審になっているところ、目の前を歩いていた青年が入店したので続けて入る。
ストーキングイン。
おっと青年でちょうど席が埋まった模様。
初めてということもあり、このシチュエーションはどうすれば?とミディアムパニックを起こしかけた瞬間、
スタッフの女性が、パネルで注文したら店外の椅子に座って待機するよう丁寧に導いてくれる。
オーライボンバー
気持ちをクールダウンさせて、まずは注文を注入。
初回はベーシックメニューを食べてそのお店の基本の味をお伝えすることがベターなのは理解しているが、チャーシュー麺(当店は「ちゃあしゅうめん」表記)の文字列を見てしまうとどうにも我慢が効きませんのですみません。
ちゃあしゅうめん(並)をポチ

辛味を冒険の小辛でポチ

購入後は教えてもらった通り、一旦外に出て座って待機。

しっかし10月なのに日中はまだまだ暑いなー。
秋は来るのか?来ないのか?もしかして来たのか?来てるのか?どやさ?
幼き頃の10月って、そろそろこたつ出してよ!とか親に言っていた記憶があるけどな。どやさぁ。
始まってました、第四回「これからはそんなことないよ」
今回は中華そばの名店
【中華めん処 道頓堀】
さんにお邪魔しています。
昭和59年から続く、中華そばの名店。
前述通り、食に不精だった当時のアタシにも聞き及ぶ麺処。
メニューは中華そば、つけ麺、塩らーめんの3つのみ。
それぞれに味玉、チャーシュー、めんまをトッピングした
派生メニューはあるが、根っこはこの厳選された3つ。
無駄を削ぎ落として突き詰めた味が、評判の所以なんだろうか。。。
偉そうに何を浸っとるんだお前はと独り突っ込みつつ考えにふける。
そんなこんなで椅子に座って10分程度日向ぼっこしていると、声がかかって席に通される。
着席すると目の前に水が用意されていた。

こういう小さいけれどホッとする気遣いって素敵よね。
で、店内
訪れた日は大将とお弟子さん?と女性スタッフの3人で廻されてました。
席はカウンター席が10席ほど。
他にテーブル席も4つほどありました。
ちょうど親子で来店されてるお客さんもいましたよ。

カウンターには水、箸、胡椒と至ってシンプル。
しかしこんなところにも矜持を感じてしまう。

少しの間待機していると、大将のお待たせしましたの声とともに、
ちゃあしゅうめんさん入場いらっしゃい!

しかしあれですな、あれ。
どのお店でもそうでしたが、出てきた瞬間芸術と感じますな。
湧き出る食欲が直後に勝つわけなんだけど、
本当に箸で崩すのが忍びなくなる黄金比です。
では、いただきます!笑
まずはスープを掬う。

ほほぅ
この浮かぶ黒き種が辛味の源の唐辛子だな。
一口すする。

アッハーンっ!
うんまい!なにこれ!
出汁と醤油、塩の加減が抜群!
特に、(魚介なのかな?)出汁の旨みがすごい。
唐辛子もパンチが効いてて身体を熱くするぜい!これで小辛か!
そして麺。

スープに寄り添う自家製麺とのことだが、こんなん絶対旨いに決まってるやん。
麺に絡む唐辛子とか、見てるだけで幸せやん。
ちょっと食べてみたけど、スープと絡んで絶妙に美味しいやん、
やんやんやん。
めんまにも唐辛子が絡んでる!
先っぽまで味が染みていてとても美味しい。

過去めんまが苦手で育ったアタシだけれども、このシリーズで訪れた
お店の影響もあってかめんまの価値を再確認。
これまでの乏しい認識をあらためました。
今までごめんねめんま!めんまめんご!
そして楽しみなちゃあしゅう。

楽しみなちゃあしゅう。。。

厚み、色、香り、煮加減、、、
・・・
引き寄せられる。
身体ごと引き寄せられていく。。。ムリす。

パクっ

・・・
なんだろう
ちょっと信じられないくらい旨い。
事前に仕入れた情報によると、中華そばとつけ麺には豚のもも肉を使用とのこと。
もも肉だからか脂っぽさをまったく感じず、柔らかすぎず、
ちょうど良いぷりっとした弾力の噛み応え、
更にちょうど良い味の染みと、痺れる旨さ。
いや、うまい!うんまい!
これは地球に感謝するお味!
興奮して意味不明な感じになってきました。
もうこうなったら止まることが出来ません。
止められない止まらない。
食す

食す

すする

食す

食す

ああ、なくなってしまう

なくなってしまう

ナクナッテシマウ

なくなってしまった

言うまでもなくこの後スープも完飲。
大満足の一杯でした。
「ごちそうさまでした。美味しかったです。」
大将の柔らかい笑顔とスタッフさんのまたどうぞの声を背中に退店。
刺激、塩分、ビタミン、鉄分、今の自分の身体に足りていなかった
部分をバチっと補ってくれたのかしら、
まだまだ麺経験が浅い自分が言うのもアレだけど、
ちょっと衝撃的に旨かったです。
近いうちにまた訪れたいと思います。
本当にここに書いてある通りでした。
地道に4回目を迎えましたが、4回ともある特定地域のお店を紹介しております。
今後は出来るだけ裾野を広げていく予定ですが、何より生活圏にこんなにビッシリ名店が集まってるなんて最高だぜと感じた一日でした。
次はつけ麺かな?塩らーめんも捨てがたい。
せや、両方食べればええんや。
ごきげんよう、さようなら。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
お店情報
営業時間:11:00 – 14:30
17:00 – 20:30
定休日:水曜日
木曜日
補足情報:午前午後ともスープ無くなり次第終了

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